日本で引越しするとき、「まず何からしたらいいのか?」とわからないことも多いはずです。急に引っ越すことはできないので、1か月以上余裕をもって進める必要があるので、この記事では、引越しの流れと方法や、必要な役所での手続きを紹介しています。
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引っ越しの流れとやること
引っ越しは、急に来週引っ越そうなどはできなく、早くても1か月以上先となります。通常は、1か月~2か月ほどの準備期間をもって、引っ越すことが多いです。まずは、引っ越しの全体の流れをみていきましょう。
引っ越しの流れ
- 新しいアパートを契約する
- 今住んでいるアパートの解約を申し込み
- 引っ越し業者に申し込む(自分で行う場合は不要)
- 今住んでいるアパートの電気・ガス・水道の解約手続きをする
- 持っていく荷物をまとめる
- 新しいアパートの電気・ガス・水道の契約をする
- 今のアパートの近く役所で、転出の手続きをする
- 新しいアパートの近くの役所で、転入の手続きをする
まずは、新しいアパートを探して、契約をします。その後、すぐに今のアパートの解約手続きをします。アパートの解約は、通常1か月以上前に言わないといけないので、来週引っ越すとなった場合でも、翌月分の家賃がかかってしまうので、注意してください。電気・ガス・水道の手続きについては、別記事でご紹介していますので、そちらをご覧ください。
引っ越しをする4つの方法
引っ越しには、お金がかかります。例えば、新しいアパートの家賃が7万円だった場合、引越しにかかる初期費用は家賃の4~6か月分と言われていますので、28万円~48万円ほどかかります。これは、新しいアパートの契約費用や家賃の前払い費用なども含まれます。
少しでも費用を抑えたい場合には、引っ越し業者を使わずに自分で行うことでお金を節約できます。ここでは、4つ引っ越し方法を紹介します。
1.レンタカーを借りる
荷物が多くないが、家具などがある場合は、レンタカーを借りて引っ越すとお金を節約できます。レンタカーは、「借りる時間」「車の大きさ」によって費用が変わりますが、6時間ほどかりて6,000円~13,000円くらいが相場になります。
ただし大きな家具がある場合は、1人では無理なので、友達に手伝ってもらう必要があります。荷物をまとめるダンボールや、レンタカーの手配、友達のお礼など、自分で行わないといけないことは多くなりますが、費用の節約になります。
2.スーツケースのみで引っ越し
学校の寮や、シェアハウスなどに住んでいた場合には、大きな家具がないと思います。その場合は、洋服など必要なものをスーツケースに詰めて、運ぶだけでOKです。レンタカー代や引っ越し業者を使わないので、費用はかかりません。
3.引っ越し業者にお願いする
冷蔵庫や洗濯機など大きな家電がある場合には、引っ越し業者に依頼をすることが多いです。引っ越し業者に依頼すると、ダンボールが家に届き、引っ越し日までにそのダンボールすべて荷物を入れておくことで、すべて引っ越し業者が運んでくれます。
引っ越し業者の費用は、「引っ越す距離」「荷物の量」「引っ越し時期」によって変わります。引っ越しする人が多い3月や9月などは一番高く、逆に引っ越しが少ない、6月や11月などは費用が安くなります。目安費用は、3万円~8万円ほどです。引っ越し業者は、不動産会社に紹介してもらうことができますので、契約時に聞いてみることをおすすめします。
4.宅配業者を利用する
1人暮らしの荷物量であれば、クロネコヤマトの引越しサービスもおすすめです。家具をまとめて収納できる専用ボックスを何個使うかによって費用が変わりますが、23,000~50,000円ほどの費用になります。
いらない家具の捨て方
いらなくなった家具などは、自分で捨てる必要があります。いらないからと言って、そのまま部屋に置いたまま引っ越すことはできません。自ら処分しない場合は、処分費用を不動産会社から請求され、通常よりもかなり高い費用を支払わなければいけなくなってしまうかもしれないので、ご注意ください。
また日本では、粗大ごみを捨てるには、お金を払って自治体や引っ越し業者などに回収してもらいます。自治体のサービスを使用する場合は、「住んでいる地域の名前+粗大ごみ」で検索して、問い合わせてみてください。
引っ越し業者に依頼する場合は、捨てたいゴミの種類を事前に伝えておく必要があります。引っ越しの日に捨てたいと伝えても、対応はしてくれません。
粗大ごみを捨てる費用は、捨てるゴミの大きさによりますが、300円~4,000円くらいです。あまり費用をかけたくない人は、フリマアプリ(メルカリやラクマ)で販売したり、無料であげる(ジモティー)のが良いと思います。
役所での手続きについて
引っ越す際には、役所での手続きも必要です。日本では「住民票」と言って、住んでいる住所を登録する必要があります。そのため、新しいアパートを契約したら、「転出届」と「転入届」を提出する必要があります。
ケース別役所でやること
- 引越し先が同じ市区町村なら「転居届」を転出する
- 引っ越し先が、今と違う市区町村の場合は今の役所に「転出届」を役所に提出し、新しい役所で「転入届」を提出する
役所の手続きは、引っ越す2週間前くらいに行う
引越し日が決まったら、2週間前くらいに役所で転出届の手続きしましょう。転入届は、引っ越し後14日以内に新しい役所で手続きします。住所変更の手続きは法律で決まっており、期限内に行わないと、最大5万円の過料を取られてしまうこともあるので注意しましょう。
手続きに必要な書類
転出届と転入届の手続きには、下記の書類が必要です。
- 在留カード
- 印鑑
- 保険証
- マイナンバーカード
地域によって必要な書類が異なる場合があるので、できる限り役所に行く前に電話などで確認しておくことをおすすめします。
郵送物の転送手続き
さいごに、郵送物の転送手続きについてご紹介します。
郵送物の転送手続きは無料で手続きでき、便利なので、できる限りしておくことをおすすめします。
この手続きは、引越し後に前の住所に郵便物が届いても、新しい住所に届けてくれるサービスです。
手続き方法は、郵便局のWebページか郵便局で直接、転送用紙をもらって記入して返送するどちらかです。Webページからも申込む場合は「e転居」から手続きできます。
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