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ポケット型Wi-Fiについて

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スマートフォンの普及で「Wi-Fi」という言葉をよく聞くようになりました。

Wi-Fiと言っても自宅に引くもの(光回線)や、レストランやカフェや駅などにあるフリーWi-Fiなどもありますが、今回は持ち運べる「ポケット型Wi-Fi」についてのメリット・デメリットなどご説明していきます。

ポケット型Wi-Fiについて

ポケット型Wi-Fiとは、持ち運びができるWi-Fiのことで、外でスマホを使うことが多い人や、格安スマホを契約して電話番号を取得し、データはポケット型Wi-Fiを使用するなど安くスマホを使用する方に向いています。

そして、ポケット型Wi-Fiは無線で電波をスマホに繋いで使用するので、日本の電波の規格に該当するのであれば、日本のスマホでも、海外のスマホでもどの携帯端末でも使用することができます。

またポケット型Wi-Fiは「レンタル」と「買取」の2パターンあり、レンタルの場合はポケット型Wi-Fiの利用を辞める場合は、端末を返却しないといけません。

そのためレンタルの場合は、勝手に海外に持っていたり、友達にあげたり、捨てたりできません。

一方、買取の場合は、あなたの買った端末になるので、自由に使用できますが、壊れてしまった場合は、再度購入しなければいけません。

ポケット型Wi-Fiのメリット

ポケット型Wi-Fiを使用するメリットについて解説していきます。

自宅に光回線を引くWi-fiと、ポケット型Wi-Fiを比較した最大のメリットは何といっても、どこでもWi-Fiが使用できる点にあります。

ポケット型Wi-Fiのメリット

  1. 外でいつでもWi-Fiが使える
  2. 工事不要でWi-Fiが使用できる
  3. 複数のスマホでWi-Fiが使用できる
  4. 月額料金が安い

外でいつでもWi-Fiが使える

ポケット型Wi-Fiは外でも家でも、山奥などの電波が届かない場所以外であれば、どこにいてもWi-Fiが使用できます。

使用方法も、スマホに一度パスワードを入力してしまえばポケット型Wi-Fiの電源を入れるだけで自動でWi-Fiにつなげることができます。

工事不要でWi-Fiが使用できる

ポケット型Wi-Fiは、端末が自宅に届けばすぐに使用開始できます。

光回線のように自宅での工事の必要がないので、利用開始までに時間がかからないのもメリットです。

またポケット型Wi-Fiの種類によっては、無制限でギガが使用できたり、使用したい分だけギガを購入するようなプリペイド形式の使い方もできます。

複数のスマホでWi-Fiが使用できる

ポケット型Wi-Fiは1人だけでなく、複数のスマホで同時利用も可能なので、友人や家族と一緒に使用することができます。

また、日本のスマホと海外のスマホの2台持っていたとしても、ポケット型Wi-Fiがあれば、どちらもインターネットの利用が可能です。

月額料金が安い

自宅にWi-Fiを引く工事(光回線)と比較すると、ポケット型Wi-Fiは月額料金が安くなります。

そのため、インターネット費用を抑えたい方にはポケット型Wi-Fiは魅力的ですが、契約プランやオプションの内容によっては光回線のほうが安くなるケースもあるので、ご注意ください。

ポケット型Wi-Fiのデメリット

続いて、自宅に光回線を引く場合と比較したデメリットをご説明します。

ポケット型Wi-Fiのデメリット

  1. 通信量による通信制限がある
  2. 通信速度が光回線よりも遅い
  3. 充電がなくなると使用できない

通信量による通信制限がある

ポケット型Wi-Fiは、プランによってデータ使用量に制限があります。

データ使用量に制限がない「無制限プラン」もありますが、無制限プランは多少金額が高くなります。

そのため、動画を長く見たり、SNSでの長電話する場合には、ポケット型Wi-Fiでは無制限プランにすることをおすすめします。

通信制限に引っかかってしまった場合は、翌月まで低速度での利用または、ポケット型Wi-Fiによってはギガを追加購入できるので、使用する分を購入する必要があります。

通信速度が光回線よりも遅い

自宅にWi-Fiを引く工事(光回線)と比べると、通信速度は遅いです。

通常使う分には問題ない速度ですが、通信容量が大きい動画の視聴などでは、ダウンロードに時間がかかったり、SNS上に投稿する際にも時間がかかったり、途中で途切れてしまうこともあります。

しかし近年では、5G対応のポケット型Wi-Fiも登場してきているので、このデメリットは徐々に改善してきています。

充電がなくなると使用できない

ポケット型Wi-Fiは持ち運べるメリットがある一方、充電式なので、充電をしなくてはいけない手間があります。

充電を忘れて外出してしまった際には、途中で使用できなくなってしまう可能性があり、不便に感じることもあります。

さらに常にポケット型Wi-Fiに充電器をつけっぱなしで使用していると、バッテリーの消耗が強まり、故障につながったり、電池の持ちが悪くなってしまうので、充電のつなぎっぱなしは避けるようにしてください。

ポケット型Wi-Fiの利用シーンについて

ポケット型Wi-Fiを使用することが多いケースについてご説明させていただきます。

ポケット型Wi-Fiの利用シーン

  1. 海外のスマホ+ポケット型Wi-Fi
  2. 日本の中古スマホ+ポケット型Wi-Fi
  3. 日本の格安スマホ+ポケット型Wi-Fi

ポケット型Wi-Fiを使用している外国人で最も多いのは、海外で使用していたスマホをそのまま日本で使うためポケット型Wi-Fiのみ契約しているケースです。

この場合、日本の電話番号は持てないので、多くの場合は、日本で就労ビザで働いている人のケースが多く、会社から社用携帯をもらっており、電話番号はそちらを利用しています。

その他には、日本で中古のスマホを購入し、ポケット型Wi-Fiを使用していたり、日本の格安スマホを1GBプラン(約1000円ほど)などで契約し、日本の電話番号を取得、ポケット型Wi-Fiで通信をしているケースもあります。

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