日本にはキャリア(Career)と言われる携帯電話の通信サービスを提供するのに必要な通信設備を持っている会社が4社(NTTドコモ・au・ソフトバンク・楽天)あります。
日本で携帯電話を契約する際には、この4つのどれかの通信設備を使用することになり、この4社の通信設備を使用して、他の会社が独自のサービスを提供していたりします。
そしてキャリア4社も独自のブランドを展開しており、今回はこのキャリア4社についてご説明していきます。
目次
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日本の通信設備を持っている会社(キャリア)は4社ある
日本では通信設備を持っている会社をキャリア(Career)と呼び、キャリアは4社あります。
キャリアという呼び方以外にも「MNO(Mobile network Operator)」と呼びこともあり、日本語でいうと「移動体通信事業者」と言われます。
そして、キャリア4社は「NTTドコモ」「au」「ソフトバンク」「楽天」のことを指しますが、楽天は2020年に参入したばかりなので、人によってはキャリアと言うと楽天以外の3社を指すことも多くあります。
キャリアが提供しているサービスとは?
キャリア4社は、自社の通信回線を使用し携帯電話サービスを行っていますが、それ以外にも通信回線を他の会社に貸す事業も行っています。
そのため、日本で携帯電話を契約する際に、携帯電話サービスを行っている会社が多くあると思うと思いますが、それは、それぞれの会社がどれかのキャリアから通信回線を借りて、オリジナル名称をつけ、サービス展開しているからになります。
キャリアが直接提供しているサービス
- NTTドコモ
「ドコモ」「ahamo」 - au(KDDI)
「au」「UQ mobile」「povo」 - ソフトバンク
「ソフトバンク」「Y!mobile」「LINEMO」 - 楽天
「楽天mobile」
キャリア4社が直接提供しているサービスは、社名をサービス名称にしたメインブランドに加え、NTTドコモ・au・ソフトバンクの3社は、サブブランドの展開やオンライン専用新料金ブランドも展開しています。
キャリアの携帯を使用するメリットは?
ここでは、キャリアが展開している「メインブランドのサービス」について、直接キャリアのメインブランドの携帯電話を使用するメリットについてみていきましょう。
キャリアのスマホを使うメリット
- 店舗で直接、相談や購入ができる
- 家族割引や、光回線とのセット割引がある
- 電話のかけ放題プランがある
- キャリアのドメインを使用したメールアドレスが使える
店舗で直接、相談や購入ができる
キャリアと直接スマートフォンを契約するメリットとしては、実店舗があり窓口で相談しながら契約ができることにあります。
そのため、操作方法がわからなかったり、困った場合には窓口に行けば、スタッフに直接聞くことができます。
そのため、携帯電話に詳しくなかったり、スマートフォン初心者の方には安心です。
家族割引や光回線とのセット割引がある
キャリアのサービスは、家族割や光回線のインターネットと併用することで割引になる特典があります。
割引が適用されると、月に数千円の割引があったりするので、毎月の支払いとなるスマホにとっては大きなメリットとなります。
電話のかけ放題プランがある
日本国内にいる人に電話をする場合、1分あたり17.6円ほどかかりますが、かけ放題プランにするといくら電話をしても定額料金となるので、電話をよくする人にはとてもお得なプランです。
家族や友達・恋人との電話は、SNSを利用してインターネット上で通話をすることも多いと思いますが、仕事などで直接スマホに電話をかけることが多い場合には、メリットとなります。
キャリアのドメインを使用したメールアドレスが使える
キャリアのスマホでは、キャリアメールと言い、スマホで使える独自のメールアドレスを使用することができます。
他の会社の格安スマホなどでは、キャリアメールはないので、Gmailなどのフリーアドレスを使用することになります。
そして2021年12月以降は、NTTドコモ・au・ソフトバンクの3社において、他のキャリアに乗り換えたとしても、以前のキャリアメールをそのまま使用することが可能となっています。
キャリアが提供している「サブブランド」とは?
上記でも少し触れましたが、キャリア3社(NTTドコモ・au・ソフトバンク)は、「サブブランド」または「オンライン専用の新料金ブランド」を展開しています。
サブブランドのサービスは、「auのUQ mobile」と「ソフトバンクのY!mobile」です。
UQ mobile
Y!mobile
ちなみにNTTドコモはサブブランドを展開していません。
サブブランド(UQ mobileとY!mobile)は、元々は独立した携帯電話サービスを提供していましたが、auとソフトバンクがそれぞれ子会社化して、今ではキャリアのサブブランドとして、キャリアよりも安く利用できるサービスとなっています。
サブブランドのメリットとしては、メインブランドと比べると実店舗は少ないですが、修理等ができる専門ショップがあり、加えてキャリアのサービスなので、通信設備も直接使えるので、安定した通信状況を維持できます。
そして何といっても、メインブランドよりも金額を安く使用することができるのが最大のメリットとなります。
オンライン専用の新料金ブランドについて
2021年には、キャリア3社が「オンラインでのみ申し込みができる新料金ブランド」を発表しました。
新料金ブランドは、NTTドコモが「ahamo」、auが「povo」、ソフトバンクが「LINEMO」という名称で展開しており、キャリアのサービスですが、実店舗でのサービスが受けられなく、キャリアメールが使えない点が、他のキャリアサービスと違う部分になります。
ahamo
povo
LINEMO
ただしその点、メインブランド及びサブブランドのサービスよりもかなり低価格で使用することができます。
直接スマホに電話することが5分以内で、インターネットをメインで使用している人で、インターネットからの購入でも大丈夫な人にはお勧めのスマホになります。
「ahamo」「povo」「LINEMO」の違いについては、細かい部分が多くありますが、電話をせずにインターネットの利用がほとんどの人は、20GBのLINEMOが月額2,728円とお得に使えるかと思います。
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